携帯電話の十人十色

自宅電話だけの幼少時代、PCでメールという概念が登場した中学時代。
そして両方を使い分けられる携帯電話。


この携帯電話というやつ。
メールと電話という機能だけを取っても、人によって使い方に差がありすぎるように思う。
しかしながら、他の機能の多様性に目がいきがちなせいか、メールと電話という基本機能の、各個人の利用スタイルに違いがある、というところを分かってない人が多いように感じられる。


例えば、
電話がかかってきたけど、出られなかった。
あとで着歴があることに気づいた。とする。


まずこの時点で、
コールバックする、メールを送る、かけなおしてくるのを待つ。
などなど人によって違う対応をする。


俺の場合は、メールが来てるか確認して、来ている場合はその内容次第でコールバックするかメールで答えるか決める(俺はメール派なのでよほど緊急じゃなきゃ後者)。メールが来てない場合は、そのとき捕まらなかったのならまぁいいや的な用事だったんだろうと解釈してこっちから何もしない。
というのが最も多い行動パターン。
俺がメール派なのはちょっとでも交流のある人ならすぐ分かる事なので、たいていの人は用件があって捕まらなきゃメールを残してくれるからこれでほとんど問題ない。


一方、これに対して相手の行動パターンもいろいろ考えられて、コールバックの場合はまぁそれで用件済ますとして、メールで返したらそのままメールで用件を交わす人、また電話かけてくる人。何もしなかった場合、「なんでかけ直してくれなかったの?」て怒ってる人も少なからず存在する。迷惑電話業者のおかげで完全に死滅したけど、まだワンギリがあった時代にこう言うツワモノもいました…ワンギリと電話の区別なんてつかねーよ(´・ω・`)気づいたらかけなおしてねってメール送る手間すらメンドくさがるのがいけないんじゃん…。


立場の上下が無い場合、用があるほうが相手に合わせる。というのが世渡りの基本だけど、これ、その事象に複数の受け取り方があるって気づいてないとできないんだよね。
ここで最初に戻るけど、携帯ってメーカーや機種ごとの機能の違いにばかり目がいってしまって、たとえ同じメーカー・同じ機種でも利用スタイルに違いがあるし、全機種共通でついてるメールや通話機能だって人によって使い方が違うんだよ。ってことがいまいち理解されていない気がするのです。


メール好き・電話好き・長文を喜ぶ人・簡潔な用件を喜ぶ人・誰とでも長電話を楽しめる人・気心知れた人じゃないとメールすら疲れると感じる人。
いろいろいます。
あなたは相手のスタイル、分かっていますか?
知らない内に不評を買っていませんか?
携帯電話は使い方次第では一気に相手との距離を縮めたり、または広がってもしまう、影響力の高い道具です。
ご利用は計画的に。


苦労してゲットした女の子の番号を無駄にしないためにもネ!