狼と香辛料Ⅱ
- 作者: 支倉凍砂,文倉十
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2006/06/10
- メディア: ペーパーバック
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1巻と違って最初から最後まで経済思考で話が進んでて面白い!
1巻がラ板大賞2位まできたことには疑問だったけど、これが1位なのは納得もできる。
ちょっとカラーイラストがホラー(特に目が…)で取っ付きにくいのは気になるけど、話の展開はなかなか熱く、いろいろと驚かせてもくれる。
商人的な物の考え方は読んでいて「なるほど」と思わせてくれる。
残念ながら俺はまだ「ホロかわいいよホロ」と言うほどホロを愛せないのだけれど(笑)
ところで最後は手持ちが50でポロソンの街に来たときみたいだなとか言ってたけど、100で買った武具って荷馬車とともにまだ宿に預けてあるよなぁ??
あとお気に入りのシーン
「ああ」
だから短く返事をした。信頼は言葉の長さに比例する。最も親しい間柄なら、契約は長い文言の契約書ではなく、握手一つで済むはずだからだ。
凄いかっこいいなこれ。
経済ファンタジーらしい文句だと思う。この作品だからこそあぁそうだなぁと思える。
反撃の始まりのシーンということもあいまって、やけにグッときました。