ネコソギラジカル中「赤き制裁VS.橙なる種」
ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種 (講談社ノベルス)
- 作者: 西尾維新,take
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/06/07
- メディア: 新書
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<戯言シリーズ>!
けれど――もうおしまいだ。
「人類最悪――西東天(サイトウ・タカシ)」の前で今、「人類最強――哀川潤(アイカワ・ジュン)」と「人類最終――想影真心(オモカゲ・マゴコロ)」が激突する!
そんなわけで中巻読破。
初っ端っからアクションシーンですよ。アクション小説になってますよ(笑)人類最悪と人類最強と人類最終が激突というすんごい展開に。
対決でもその後のことでも崩子ちゃんが最初に死ぬんじゃないかとヒヤヒヤしたけど、生きててよかった…ギリギリだけど(^^;
いろいろ述べたいことはあるけど、中巻なので持ち越しで、全部終わってからにします。
本筋にあんまり関係ない名シーンをいくつか
病院での出来事を反芻して看護婦「形梨らぶみ(カタナシ・ラブミ)」に心の中で一言
あの人、ほんのちょい役の癖にストーリーに影響を与えすぎだ。
ワロタ(笑)主人公がそういうこと言っていいのか(笑)
ひかりさんと共に危険な場所へ向かう途中の会話
ひかりさんは微笑む
「では、ご一緒いたします」
「やばくなったら、一人で逃げてくださいよ?」
「ご冗談を」
ご冗談を
こういう受け答えしてみたい。助けるに決まってる、って絶対性にシビれる。
前巻で書き忘れ、主人公に対して「匂宮出夢(ニオウノミヤ・イズム)」との会話
「それ、おにーさんの子供?」
「そんな年齢に見えるかい?」
「そんな人間には見えるかな」
「………」
言うじゃねえか。
こういう会話もすごく好き。質問に質問で返すってよくある表現だけど現実的にはなかなかできない。さらにそこから少しズレた、けど的確な回答をするなんてほぼ無理。
こういう戯言こそこのシリーズの真骨頂。
それでは
最終巻いってみよう。