図書館革命

図書館革命

図書館革命

図書館戦争シリーズ最終巻。
ここにきて冒頭で新たに事件を起こし、1冊で完結する新規の構成にしながらも今までの伏線を消化しつつ、多くのキャラに出番を作りと、見事な構成。


ただ各キャラはもう十分掘り下げられているので、今回はメディア良化法や未来企画、政治といった背景設定を中心とした話なので、ややインパクトは薄い。
あと当麻蔵人は素直すぎて、何かあると思っていたので個人的には肩透かしをくらった気分。


ともあれ、ドラマ化を期待していましたがアニメ化がまず決定ということで。
そちらを見守りつつ、作者の新作に期待したいところ。
完結お疲れ様でした。