2006年総括-アニメ編-

あちこちのブログでやってる恒例行事。まずはアニメから。


1位 ゼーガペイン
2位 コードギアス 反逆のルルーシュ(まだ放送中)
3位 うたわれるもの
4位 涼宮ハルヒの憂鬱
5位 Fate/stay night
6位 ハチミツとクローバーII
7位 交響詩篇エウレカセブン


総評
1位 ゼーガペイン
〝今できることを精一杯やったら、自分を許せよ〟
最後がもう一歩だったのと、話題性の乏しさからあんまり他所のランクでは見かけませんが、泣かされた回数は間違いなくトプだったので今年の1位はこれで。
第6話からいきなりすんごい神がかった演出になり、中盤の展開は心を締め付けられるようなシーンの数々に涙。
口コミで伝わり実況スレの住人がどんどん増えていく様がこの作品の凄さを物語っていました。
あと、エンディングテーマ「リトルグッバイ」が超名曲。
制作:サンライズ
監督:下田正美


2位 コードギアス
まだ放映中。ちょうどこの年末年始はBIGLOBEのネット配信で今最新の11話まで無料で見られるようだ。
ネットではすでに種ガンダム並の話題っぷり。
スタッフの豪華さからすでに名作と噂されていたが、中身はその予想をさらに上回る面白さ!
とにかく30分全て面白い。
制作:サンライズ
監督:谷口悟朗


3位 うたわれるもの
いまどき珍しい異世界ファンタジー戦記。
いわゆる、剣と弓と鎧の時代の国取り物語。
と思いきやラストは全然予想できない展開になるんだけど(笑)
なんか、正統派ファンタジーって久々な気が。
記憶喪失の主人公が村の村長から始まり、周囲の信頼や死を乗り越えてやがて1国の王となり、仲間を率いてゆく過程が熱い。
王道ながら、仲間たちの言葉、生き様がかっこよくて冒険物が好きな人にはツボ。あと戦闘シーンがやたらかっこいい。
最終回は涙でした。
製作:OLM TEAM IWASA
監督:監督:小林智樹


4位 涼宮ハルヒの憂鬱
2006年のアニメ界は誰がどう見たって「涼宮ハルヒの憂鬱」一色でしたね(^^;
もうこれを見てない人は負け組決定!って勢い。
どこのブログの年間ランク見ても1位に据えてる人が7割以上いる感じ。
去年やはり話題を独占した「AIR」と同じ製作、同じスタッフということで放映前から話題だったが第1話が「アレ」だったことで各所で大ブレイク。
京アニの名前はもはやブランドに成長。現在放映中のKanonでもやはり凄いことになってます。
俺は原作読んでて話知ってたので順位はこの位置。
12話「ライブアライブ」は魂が震えました。
原作4巻以降を続編として企画中だそうです。まだまだブームは終わらない…。
製作:京都アニメーション
監督:石原立也


5位 Fate/stay night
〝この道は…間違ってないって信じてる〟
なんか絵のクオリティが低くて放映前から不安要素爆発だったが、途中から持ち直すことに成功した。
後半は原作のFateルートの数々の名場面をうまく再現し、アーチャーやセイバーの名セリフには知ってても感動させられた。
ただ原作はプレイ時間60時間を超える膨大なテキスト量を誇るサウンドノベルなので、24話かけてFateルートだけに絞ったのにそれでも駆け足展開で、だいぶ途中が省略されまくっている。あと二つのルートに触れていないので、最後まで正体が分からないキャラが多数(アーチャーとか…)いるのはもったいない。
製作:スタジオディーン
監督:山口祐司


6位 ハチミツとクローバーII
一大ブームになった前作の続編。
前作の切ない中にも笑いに溢れた構成と違って、原作同様この13話はひたすらシリアスな展開。
主に真山の北海道編と森田の過去とハグちゃんの事故。
原作読んでてもハグちゃんに訪れる不幸の瞬間が近づくと緊張した(^^;
ノローグの演出、絵の雰囲気、黒田洋介の見事な脚本など、非常に上質なシリーズでした。
ちなみに、脚本の黒田以外の大方のスタッフは、現在1月放映開始ののだめカンタービレを作ってます。
脚本はもっとエライ人になったんだっけかな。
製作:J.C.STAFF
監督:カサヰケンイチ


7位 交響詩篇エウレカセブン
スタッフの豪華さで前評判はよかったが、中身はなんだか雰囲気や展開のテンポが1期(13話)ごとにガラっと変わってその時々でいろんな話題を振りまいていましたね…。
グダグダでダメな話も多かったけど、第2期のレイとチャールズの話に感涙、ラスト近辺のホランドのセリフなど、光ってた部分も多かった。
ただ50話は長すぎたな…。
製作:BONES
監督:京田知己


その他
あと今年放送じゃないけど、住めば都のコスモス荘を見たな。
「原作って何?参考文献?」ってくらい原作を無視していたストーリー展開に笑った(笑)
だがオリジナルストーリーの最後はものすごく感動的な展開で、良作でした。
それと攻殻機動隊。なんでもっと早く見なかったのかと。