M:i:III(ネタバレなし)

監督・脚本:J・J・エイブラムス(初映画監督・代表作:LOST)
主演:トム・クルーズ(代表作:このシリーズとか)
映画見る前に知っておくべき予備知識:主人公イーサンは2の後にIMF(Impossible Mission Force)の現役から退き、若手の訓練教官をやっている。という設定。


先々行で不可能任務3見てきました。
去年のトム君の奇行の数々(狂ったようにはしゃいだり怪しい宗教に嵌ったり)で、すっかり「トムの顔=キモイ」の図式が確立。すっかりMI:3を見る気も失っていたのですが、今年度に入って予告が公開されるとやっぱり見たいなと思うのでした。そんなシリーズ第3作(どんな紹介やねん)


やっぱり先入観が邪魔をしてどうにもトムがキモイ(^^;恋人の行動を見つめる目がもう…
と思っていたのも最初だけ。アクションが始まってしまえばかっこいいとまでは言わないけど普通のマッチョ(笑)演技力は今一歩ですがろっ骨を合計6本折ったというアクションは結構いい感じ。
とはいえ前回がアクション界の重鎮ジョン・ウーだっただけに派手さは劣る。これは監督自身認めてたこと。
今回の見所は原作TVシリーズスパイ大作戦」に原点回帰したチームプレイ。でも恋愛重視でスパイっぽさは減退。
IMFの局長がローレンス・フィッシュバーンなんだけど、モーフィアスのイメージでどことなく貫禄が(笑)


ハイテク技術を駆使してみんなで頑張るって流れ自体はよくあるものになっちゃってるけど、なかなかどうして脚本がうまい。
最初にいきなり拘束された恋人の前で悪役に尋問を受けるところから始まって強烈にその印象を残し、その後過去に戻ってやり直し。
その山場の展開が分かってるのでなんとなく展開が読める(わざと読ませている)のはやや退屈だけど、
ところが実際そのシーンまで来ると…すごいどんでん返しが!


そうきたか!読めようで読めなかった!ヤラレタ!


一つ重大な内容が放棄されるけど、確かに考えてみれば明かす必要性はない。これもうまくミスリード(ひっかけ)を誘っている。
これは面白い。チームアクション物の中では良作。トムのイメージダウンがなければ絶対もっとヒットしたしもっと楽しめた。それが残念。


評価8


おまけ
最新映画の予告は
コリン・ファレルジェイミー・フォックス主演、マイケル・マン監督の「マイアミ・バイス」(かなり期待)
同監督のトム主演「コラテラル」と似てる。あれ良かっただけに。
*主演・監督誰だっけ?(おい)「ワイルド・スピードX3東京ドリフト」(妻夫木聡が予告で目立ってる…あのシーンだけしか出番無いのに…監督ほんと妻夫木好きなんだなぁ)
ニコラス・ケイジ主演・オリバー・ストーン監督の911テロを舞台にした救出隊の話「ワールド・トレード・センター
ニコラス・ケイジだよな?と半信半疑だった。ちょっと別人ぽい。つい最近レンタル開始になったニコラス・ケイジロード・オブ・ウォーは名作です。見れ。
シュレックマダガスカルで有名なアンチ・ディズニー派が贈るCGアニメーション森のリトル・ギャング
今回も本国ではいつもと同じくディズニー&ピクサーの「カーズ」と同時公開でぶつけています。今回はぎりぎりディズニーの勝利に終わりそう?
でもこっちのが面白そう。