ゼーガペイン 第11話「残るまぼろし」

〝逝かせてはくれないのか…一緒に〟
クリスの慟哭に思わず涙が…。
最愛の人を失う痛み、シズノ・司令・キョウはそれぞれの想いを胸に違った形でアークたちを見ている。
今回も素晴らしい話でした。
こういうのは泣いたもん勝ち。実況スレの住人たちと一喜一憂ですわな。


ドライダメージが見た目、ウェットダメージが記憶、と解説。
〝私は今でも愛してるわ〟と言うシズノ。
そして新たにセレブラントとして目覚めつつあるカミナギ
〝私が泣くことで、アークが生き返るのなら、いくらでも泣くさ〟と背を向けたまま呟く司令。
〝俺は、カミナギが、好きだ〟と自分の気持ちを意識するキョウ。


今回も伏線を大量に絡ませている絶妙な脚本構成。
冒頭のアビスたちの複製シーンのチューブの外れる動きとか、クリスの言葉で慌てるカミナギとか、一部作画にもかなり気合い入ってる。
そして前回に続き今回もまた特別EDときた!!
今回は哀愁を漂わせたBGMなしの無音エンド。これまた良い演出。
スタッフロールが淡々と出る中、レムレスと司令の会話には重みがある。
ED部分まで尺を伸ばして目一杯使おうとする姿勢にも熱意を感じるし。


次回「目覚める者たち」
目覚める者…たち?