サンタ・クラリス・クライシス

ゼロの使い魔が絶好調なヤマグチノボルの最新作。しかも(多分)読み切りってことでゼロの使い魔は読んでないけどヤマグチノボル入門で読んでみた。
…いや、だから表紙が金髪美少女とかツンデレっぽいからとかじゃないんだってば(;´Д`)え、誰もつっこんでないって?
それはともかく!
一言で言うなら…ハズレ(^^;
内容はとっても薄い上に先が読めまくりというかかなりありきたりな展開。オリジナル性ゼロ。サンタの見習いは服が黒くてトナカイの代わりにペンギンとかいう設定には何の意味もなかったり。主人公もヒロインも脇役も全然キャラが立ってない、魅力ナシ。
極めつけには!
15ページで、桜智子について
身長は160cm。浩二の身長が173cmだから、身長差は13cm。
とハッキリ主人公との身長差まで明記されているのに、そのあと65ページ後の
80ページで(サクサク読めるのでわずか20分くらい後か?)
智子は小柄だ。身長は153cm、ぐらい。
と出てくる。なんだそりゃ!ここの表記は主人公の主観だけど、160cmの人を見て153cmだとは思わないだろ!てか160cmは明らかに小柄には見えないですから!
というか15ページはその後に、「その数字を知ったとき、浩二は13という数字が好きになった」と書かれてますから(^^;80ページの記述はどう考えてもおかしい。
作者は勢いだけで殴り書きして、編集者は出された原稿読まずにスルーしたんじゃねーのこれ…。
とっても手抜きな一品。地雷です。