殺戮の凶夢

もっとヒドイ夢を見た。
自室でなんだか拷問のようなものを受けた。
耐え難い苦痛の中、相手から銃を奪って相手の眉間に狙いを合わせ、怒りに任せて全く躊躇うことなくその引き金を…引いた。
俺は人を殺した衝撃やら今後のことやらに落ち着きをなくす。
いつの間にか相手の姿は一冊の本になっていて、本棚に銃弾の穴が空いたその本が他の本の間に収まっている。
それでも、部屋に漂う殺伐とした、人殺しの匂いとでも言うもの、色をなくした世界、そういうものに肌が刺され、空気はかすれて寒々しい。
立ったままの俺は背後で「ヴヴヴヴ」という音をかすかな空気の揺れを感じてハッ!と振り返った。
携帯が机の上で着信バイブで震えている。
――そして、隣に置かれた拳銃もまた震えていた
それは、俺がたった今殺したばかりの、死者からの着信

取らなければいいのに。
それでも俺は、怒りが勝り、相手の断末魔が聞きたくなってしまったのだ。
だから電話を取り、通話ボタンを押して、耳にあてた…。

悪夢覚めて

昨日に引き続き夢見が悪い。
他にもなんか悪い夢を見た。
たまんねー。
卒論の準備やら市役所試験やらで疲れてるんだろうか…。