フタコイ

第12話「光ある場所へ」
最終回13話「3人でいたい」

先週は本気で忙しかったので最終回に合わせて先週分も。
舞台はドイツへ。ノリはカリオストロの城(笑)
中盤の切なさ溢れる展開を引きずってるはずなのに、どうしてもシリアスなまま終わらせる気はないらしく…。
結婚式に乗り込んだら、実は秘密結社で最初や先週も戦ったイカファイヤーの量産計画が企まれていたのだ。なトンデモぶっとびストーリー(^^;
マジメな話と、火力兵器に無敵なイカを倒せる金属バットのアクションシーンが連続して登場するごった煮な12話。
悪くはないけど、シリアスなシーンでももうあの切なさを感じられないし現実離れしすぎてるかなぁと。あのとある町での切なくもときどき吹っ飛んでる毎日が良かったのに。


そして最終回。
冒頭から崩れ落ちる城での決死の救出劇。
ぶっちゃけアリエナイくらいのコマ数。OVAですか!?と思うくらいグリグリ動く作画はお見事!
沙羅の涙のセリフはコマ数凄くて気合入ってたけど、取り巻く周りはICPO(国際警察ね、銭形警部も所属のアレ)が戦車やら持ち出して巨大イカとド派手にドンパチやってるもんだからイマイチしんみりできません…。
その後3人合流してイカに突入。
そう、たとえパトリオットミサイルが無力な敵であろうと、第2話で恋太郎の親父はイカファイヤーを倒してました!今の恋太郎ならできる!
てことで、レシプロ機からジャンプする恋太郎!レンタロウ,フライ,ハイ(笑)
空飛んで、マクロスばりにカッコイイ機動で飛んでくるミサイルを空中でかわしまくる。
そんでもって飛んでる敵のミサイルの上を走って再跳躍。
ガンバスターのイナズマキックめいた探偵キックをかまして見事にイカ撃破!てか何のアニメですかこれは(;´Д`)(笑)
熱い展開に熱い画力だったので悪くはなかったけど、やっぱり離れ離れになる過程が切な過ぎるくらいよくできていただけに、再会のシーンが短すぎるかなぁ。恋太郎の独白もないし。
最後が良ければ真に神アニメだったんだが。
しかし惜しかった。金月龍之介を始めスタッフ関係者は今後要注目。
住めば都のコスモス荘も3話くらいまでしか見てないけど見るべきかも。ufotableのデビュー作にして好評だったらしいし。原作は良かったからねー。
今の阿智太郎の作品はどれもイマイチだけど…。