レイン〈5〉武闘会、開幕
- 作者: 吉野匠,MID
- 出版社/メーカー: アルファポリス
- 発売日: 2007/07/01
- メディア: 単行本
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大集合キタコレ
レビューで使い捨てキャラにはもったいないと言ってるそばからいきなりシルヴィア登場キタし(笑)
伏線は張られてるけど他社レーベルだから出ないだとうなぁと言ってた魔王降臨のトップフォーの一人、デュカキスも出てきたし(笑)他社だけあって偽名という形で誤魔化してたが、魔界の貴公子と言ってるし話の流れからしても間違いない。
ちょうど外伝と同時に魔王降臨読んでおいて良かった…。
でないとこの巻の敵側サイドの話は魅力半減でしょう。
対して、味方陣営。
シルヴィア予想通りキャラ立ちすぎ(笑)
登場シーンからして魅力的にもほどがある。レギュラーキャラのはずのユーリ&セルフィーコンビを完全に喰って脇役の脇役にしてしまっている。
戦いも豪快だし、それでいてレインにだけは負けたことをむしろ自慢気に、誇りであるかのように語るシルヴィアの想いにグッとくる。
レインとまともに渡り合える味方はこれまでいなかったから、よきサポート役というか…ヒロインより出番ありそう(笑)
しかしそうなってくると、特にレニあたりは副官の座を奪われそうなポジションということに…。
段々強さがインフレしてきたものの、相変わらず面白いので次作にも期待。
刀語 第七話 悪刀・鐚
刀語 第七話 悪刀・鐚 (アクトウ・ビタ) (講談社BOX)
- 作者: 西尾維新,竹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/07/03
- メディア: 単行本
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いよいよ大河ノベルも後半戦。
こちらも俄然盛り上がる。
前々から予告されていた姉との対決。
七実の天才性のなんと凄まじきか。
天才といえば、西尾維新のデビュー作はまさに天才だらけの話だったわけだけど、両方のあとがきを読むと、似たようなことが書かれるような。といってもネコソギラジカルのあとがき読んだのは随分前だが。
西尾維新氏のあとがきはなかなか考えさせるところが毎回あって、独特の文体といい結構気に入ってます。
なかでも今回は秀逸なコメントだったなと。
対して本編の決着は、奇策は読めてしまいましたが、それでも盛り上がった。
そして刹那的な何かを感じさせてくれる、七実の価値観や心情をバックに決着が付くシーンはとても良かった。
このシリーズ、割高だけどかなり面白くなってきた。
残り5冊!