悲しくて涙し、嬉しくて涙し、切なくて涙した(シュタインズ・ゲート)

今年はラブプラスだけじゃなかった!
発売されると、クリア者からの口コミでブログやSNSは大爆発
アマゾンランキング発売日32位から、2位まで上昇し、在庫が枯渇
リアル店舗でも売り切れが続出し、難民発生中のこれ


「あっという間に時間が過ぎてく」
「今だけは……アインシュタインに、文句を言いたい気分」
「時間は絶対的じゃない」
アインシュタインは、時間が、人や状況によって長くなったり短くなったりするものなんだって、科学的に証明した」
「ねぇ、岡部」
相対性理論って、とてもロマンチックで――」
「とても、切ないものだね……」


STEINS;GATE PV 第2弾

5pb.ニトロプラスが贈る、想定科学アドベンチャー第2弾(といっても前作とのつながりは無い)
Steins;Gateシュタインズ・ゲート
注:公式サイトは極力見ないように、ネタバレくらいます


はぁ、泣いた。
泣いたなぁ。
そしてよく笑った。
あと怖かった…。


これがどんなゲームなのかは、PV見てもらえば。
ものすごくオススメしたいし語りたい!んだけど、どう語ってもネタバレになるので自重せざるをえない…。
一言で言うなら、過去へメールを送る発明を偶然したことで、思いもよらない運命に巻き込まれていくというもの。


とにかく泣いた。何度も。
想い出を犠牲にしなければ、前に進めないと分かった時の悲しさ。
そのためのメールを送る場面で、送信ボタンを押すか押さないかで10分くらい悩んだり。
フェイリスがどんな過去を変えたかを知って、主人公と一緒に涙して、苦悩して。
そして、紅莉栖。
次第に信頼し合い、どんな時でも励ましてくれた最良のパートナー。
彼女とは、想い出どころか……。


諦められない
諦められない
諦められない!


悔しさに、涙が。


そして、トゥルーエンド最終ルート。
今までと同じスタッフロールが流れている途中で、突如鳴り響く着信音――
その音を聞いた瞬間に、
全身の鳥肌が
総毛立つ衝撃が
叫びだしたい衝動が


その後に続く怒涛の展開
芸術的なまでに畳まれていく伏線。
ここでも味わう絶望
そして…


神ゲーここに極まれり
バタフライエフェクトで、目の前で幼馴染が電車に突き飛ばされて死んだり、昨日まで無邪気だった幼女にナイフで刺されたりしたときは背筋が凍るような恐怖で心が折れかけたけど。
ここまで辿り着いて良かった…。


脚本の魔力で言えば428と並ぶねこれは。
ただあっちは一般受けするけど、こちらは舞台がアキバで主人公が中二病なため、特に日常会話に2ちゃんねる語を使うやつがいたりする分人を選ぶのは仕方ない。
用語辞典で細かくフォローされてるので、別にオタ知識がなくたって問題はないんだけど、あったほうが感情移入度が高いのは確か。
2ちゃんねらーであることを必死に隠そうとする紅莉栖の微笑ましさは(笑)


口コミで爆発するのもうなづける。
これほどの神脚本、滅多にないよ。