コードギアスR2 第25話「Re;」

“願いとは、ギアスに似ていないか”
ゼロレクイエム


ナナリーもルルーシュも、憎しみを全て自分に集めることで世界に安定をもたらそうとしていた。
ナナリーの狙いに気付いたルルーシュは、全ての迷いを断ち切りダモクレスを制圧
世界を、手に入れた


世界を併合し、唯一皇帝となったルルーシュ
世界の憎しみと武力を集め、そして…


超 面 白 か っ た !


最初は親父への恨み、母親殺しの真実、ナナリーの平穏を求めて戦いを始めたのに、
それら全てが無くなっても、世界統一を求めて戦ったルルーシュ
その辺りの設定はよく考えると違和感があるけど、気にしてはいけない…。
C.C.の本名が語られなかった理由とか、C.C.関連の話は結構削られちゃったみたいなのが残念。
1期の後の空白期間で、1期の反応を見てオレンジの出番を増やしたりしたであろう部分を筆頭に、あちこち脚本を手直したということは明らかだけど、その時に元もとの2期部分にあったC.C.部分は削られてしまったか。
扇とか首相の器じゃないし死亡フラグを潜り抜ける必要なかったな。


と、不満はここまでで。
メカものとしても、次々新型を投入して戦場を駆け抜けるビジュアルは熱かったし、
ストーリーも学園ラブコメと戦争シリアスを両立させた第1期は本当に神で、
ルルーシュとC.C.の歩み寄りや、スザクとのすれ違いによる激闘、そして第1期ラストのルルーシュの悪役っぷりは、これまでに無いダークヒーローぷりで最高でした。
2期に入ってからは新キャラ大量投入でグダグダ感が出てきたけど、後半急展開した後は驚きの連続で、
黒の騎士団を追いやられて身軽になってからのルルーシュの奇策に毎週ワクテカ
第1期とは打って変わってヒロインを切り捨て出番を減らし、戦争一辺倒にしちゃったせいで人間関係の描写が極端に弱くなったものの、男同士の友情や誓い、争いに重点を置いた国取り物語で。
いろいろ見所満載で楽しませてもらいました。
たいしたヒールだぜルルーシュ