ハンコック

監督:ピーター・バーグ
脚本:ヴィンセント・ノー、ヴィンス・ギリガン
主演:ウィル・スミス、シャーリーズ・セロンジェイソン・ベイトマン


TOHOシネマズ名古屋ベイシティにて。
スクリーン4、定員500名のシアターはやはりデカさが違う…。
画面でかっ!音でかっ!迫力すごっ!


なかなかでした。
90分という短時間ながら、2段階構成の脚本だったのは驚き。
犯人は捕まえるけど、やりすぎて街を壊しまくり市民の評判が悪いヒーロー、ハンコック。
おかげで内向的になり、いじけてるハンコックとウィル・スミスのキャラは合わないものの、彼以外がやっていたら普通に暗い主人公の映画になっていたと思う。
見所はなんといっても、あらすじに全く出てきていない重要な人物が本性を表したところで…


笑いがこらえきれずつい吹き出してしまった!(笑)
しかも思い出し笑いまでしてしまってその後何度も(笑)
いや、あれは笑うだろ常考


大手レビューによれば、アメリカが一人で正義を振りかざしてると周囲から批判され、ロシアと歩み寄ってお互いに武力削減なんてしてみると、どちらも弱くなったところを他の勢力に攻撃され、結局一つになることはできないんだ、という米露の関係を皮肉っているとも取れる内容、とのことで、確かにそれを念頭に見てみるとなるほどとも思う。
だけどまぁ、アクション映画なんて深読みせずに頭空っぽにしてみればいいじゃないかね。


一人ぼっちの英雄は
友達を見つけて優しくなれた


評価7.5