さよならピアノソナタ 第3巻

さよならピアノソナタ〈3〉 (電撃文庫)

さよならピアノソナタ〈3〉 (電撃文庫)

“ナオミは、真冬の、なんなの?”
僕らには音楽がある
伝えられない言葉も、思いも、音楽で伝わる。
言って分からないやつは音楽を武器に説き伏せろ!


これはどうしようもない ロ ッ ク 小 説 だ!


さよならピアノソナタ3でした。
面白い。かなり面白い。
ナオミがイジけたり、真冬が障害は指のはずなのに言語障害のような喋り方をするのは相変わらず気になるけれど、それを差し引いても面白い。
音楽が聞こえてくるかのような迫力に打ちのめされた。
今回はロックに加えDJによるクラッシクのクラブアレンジまで登場し盛り上がる。
合唱コンクール、体育祭、文化祭
学校行事をうまく取り入れ学園音楽ラブコメもしつつ、本筋も進行と構成もうまい。
ただ惜しむらくは、いろいろやりすぎてラストがライブのスタートシーンで終わっていること!
ライブの中身見たかった!これはかなり残念!
真冬にも、男らしく告白して欲しかったなぁ。
でも、杉井光の中では神様のメモ帳シリーズの次に名作なシリーズだと思います。
4巻にも期待。