すべてがFになる

すべてがFになる (講談社文庫)

すべてがFになる (講談社文庫)

花嫁衣裳を着た死体が密室から見つかった。
それが事件の始まりだった。


森博嗣のデビュー作を今頃読了。
理系ミステリと聞けばF=16(0からなら15)は容易に想像がつくけど、まさかトリックはそのまで長期的視点から来るとは!


恋を知り俗世的な感情を覚えていく萌絵と、大人のように見えてマイペースさ、子供のような好奇心を持った犀川のキャラも面白い。


それと、これを読んで西尾維新メフィスト受賞作がいかにこれをリスペクトしていたのかが分かりました。