空の境界 下巻 読了

空の境界 下 (講談社ノベルス)

空の境界 下 (講談社ノベルス)

第5章は神展開。
第6章は…萌え?
第7章は殺人考察(後)
あれが明かされて物語に幕は下りるのであった。
ライトノベルの伝奇小説といえば、やはり100万部突破の名作「ブギーポップは笑わない」シリーズですが、これも元は90年代に書かれた小説なので、ブギーポップと同じくあの頃の、日常からちょっとズレてしまった、少しだけ異常でふとした切なさみたいなものを感じた。
多少文章に退屈感はあるものの、90年代伝奇を懐かしく感じる快作でありました。
劇場版第5章に期待がかかりまくる。