神様のメモ帳

神様のメモ帳 (電撃文庫)

神様のメモ帳 (電撃文庫)

≪その冬、僕はニート探偵のアリスと出会った――≫
1ページに5回も6回もニートって単語が出てくるどっぷりニート小説(ぉ?


2巻の平積みを見て手に取り、絵買いしたのだけれど、予想を遥かに上回る良作っぷりに大満足でした。
読みやすく、それでいてしっかりとした文章力。
笑いが溢れるニートな仲間たちが集うラーメン屋の暖かな雰囲気に心躍らされ、しかし事件に踏み込んでいくにつれ話は一転してシリアスな方向へ。


そっちはそっちでここまでやっていいのかというくらいドラッグについて深く書かれており、事件物としても骨太な作品。


とてもいい拾い物でした。2巻もすぐ読みます。