パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド

監督:ゴア・バービンスキー
製作:ジェリー・ブラッカイマー
脚本:テッド・エリオット、テリー・ロッシオ
音楽:ハンス・ジマー
出演:ジョニー・デップオーランド・ブルームキーラ・ナイトレイ


昨日109シネマズ名古屋で鑑賞。
ちなみにパイレーツは109シネマズ名古屋ではDLP上映やってません。


感想としては…正直2作目の違和感をさらに強くしてしまったような出来。
ディズニー提供のファミリー向け娯楽大作という感じで、何も考えずに見てるだけで楽しかった1作目の面影はなく、非常にシリアスで人間同士の感情のやり取りを3時間近く。
海賊がその場のノリを第1に縦横無尽に暴れまわり、その際たる主人公ジャックのひょうきんな場面進行はもはや無い。


バルボッサとジャックは行動を一緒にしてたのに二人とも海賊長って管轄かぶってないんだろうか。
そもそも評議会の存在自体ラスト戦ってる船あれだけだし意味あったんかなぁと。
正直ほかにも2作目も含めて長い前後編脚本のくせに、無駄なシーンが多すぎる気がする。
他にも伏線の回収にやっきになっている感があり、サブキャラの出番が多すぎて誰が主人公なのかと。
てか女神の扱いの最後の投げやりっぷりは呆れ返るばかり。


戦闘シーン、特にラストの海戦の迫力は相当なもので映像は大満足なんだけど、同じく映像面では良かったのに他のもろもろで批評家に叩かれまくっているスパイダーマン3以上に叩かれそう。
というか超映画批評がもうすでに叩きまくってますが(笑)
言いたいことには概ね同意できてしまうのが何とも残念。


評価6