エースの数だけ生き様が…あるか?
エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー 特典DVD「PROJECT ACES TRAILER COLLECTION」付き
- 出版社/メーカー: ナムコ
- 発売日: 2006/03/23
- メディア: Video Game
- クリック: 16回
- この商品を含むブログ (126件) を見る
…が、ゼロの完成度はイマイチでしたorz
正直これは5のファンディスクといった感じの位置づけ。
音楽・グラフィックは上質。ムービーもきれい。
いかんせんミッションが少ない・短い(長期ミッションも数回しかない上に規定スコアに達すると強制終了)。
相棒が1機付いてくるだけで、他の仲間が飛んでいる状況が少ないため、無線が単調で盛り上がらない&相棒全然一体感が無い(合間のムービーではほとんど交流出てこないので)
核ミサイルが遠くで爆発する影響がああいう形で出るのは面白いけど。
しかしとにかくストーリーは薄い。
攻め込まれて追い詰められてる感が全くないし、主人公の初陣移行破竹の勢いで攻め上がり、そのままエンディングへ。これは酷い。
絶大な戦力を誇る超兵器もたいてい名前が出てきた次のミッションでサイファー(主人公のコールサイン)にあっさり落とされるし。
前作のセーブデータがあるとあっさり最強クラスの戦闘機が買えるようになるのも減点。
裏切るだろうなぁって感じの相棒がラスボスで出てきても全然あっそうって感じで裏切られた感ゼロだし。
そのくせ相手も普通の戦闘機のくせに合計20発くらいミサイル当てないと落ちない意味不明の頑丈さ。
しかも武器はレーザーに広範囲炸裂弾にって視認してから避けられないってか当たるかどうかが運次第って面がある。無意味に強い。
今回最大の特徴だったはずの戦闘スタイルによって3つのエーススタイルに別れるシステムもステージは一緒でちょっとセリフが違うだけというお粗末なもの。
初めからファンディスク扱い、4800円くらいにして欲しかった。
それなら大満足の出来だった。
いや、面白いんだけどね。戦闘自体は普通に。
他のダメゲーと比べてもってか最近出たゲームの中でも面白い部類です。
しかし、前作前々作が名作過ぎた。
5の感動を求めたのがいけなかった…。
でもこの出来なら次回作ももちろん買います。