読み物として面白い百科事典

フードファティズム

フードファディズム - Wikipedia
一度ウィキペディアを読み始めると、つい長時間読みふけってしまう自分がいる。普通に読んでて面白い百科事典て凄い。
ミネラルウォーターの関連リンクにあるフードファティズム。炭酸飲料で骨が溶けるとか、確かに、よく考えればおかしな話だと思う。コーラばっか飲んでる外人が骨粗しょう症になりやすいとか聞かないし。都市伝説だったのか。

A型っぽい性格とかいうのはガセ

疑似科学 - Wikipedia
血液型性格分類 - Wikipedia
さらに関連リンクを辿って、疑似科学の「血液サラサラ」は実は医学的根拠が無いという話はとても興味深く読ませていただいたけど、やはり心理学徒としてはその下の血液型性格分類をあげずにはいられない(笑)
血液型で性格を分類しようとする偏見とそこから生まれている差別問題は少しでも心理学を勉強したことがある人なら誰もが知っている話だけど、血液型分類は日本にしかないガセネタだと思っていたら韓国と中国でも通用するんだな。そういやB型の彼氏って映画見かけたことある。
しかし血液型が先天的には性格と無関係なのはほぼ間違いないのは当たり前だとしても、日本ではここまで広く広まってしまっているだけに、やはりピグマリオン効果教育心理学で出てくるので知ってた)は無視できないものになってきているし、一概にガセとは言いづらくなってきている感はあると思う。
例に出ているように「生まれたときからA型は真面目だからと何度も繰り返し言われると、本人も自分が真面目だと思い、そのように行動してしまう事がないとは言えない。またそれを見てやっぱりA型は真面目だとする根拠にしてしまう因果の逆転が起こる。」
結果が先にあって、それに合う原因が後から生まれるという因果の逆転は、普通に考えるとおかしい話なんだけど、現実にはある。偽薬効果も似たようなものだし。
俺は小さい頃からA型らしくマジメな子だねと言われ続けてきたクチで、もし俺がB型だったとら、やっぱり今の俺とは違う自分になっていたんじゃないかと思う。
まぁそれでもとにかく、血液型性格を分けるのは無理が多すぎるし(ウィキペディアによれば厳密には血液型は3200種類以上あるそうだし)、そもそも偏見てやつはとても良くないものだと思うので、これからも血液型で性格をとやかく言う人はスルーでいこうと思います(いちいち説明するのがメンドイ…)