サルファ(第3次スーパーロボット大戦α)

初回出荷50万本のモンスターシリーズ。
20話を過ぎたあたりなんだけど…、今回はストーリー上初めから総力戦、しかもとことん不利な情勢から始まるので、話が暗い(^^;
作品の枠を超えた小ネタやギャグが少なく、みんな揃って大量の敵勢力に泣き言や苦言ばっかり。ちょーっと面白みに欠けるねぇ…。
でも珍しくマジメ路線かつクヴォレールートはSEEDメインのため、話が生っぽくリアル志向なのもまた一興。
ミサトやアムロ、ムゥがキラとフレイとサイの三角関係で艦内の雰囲気が悪くなったことについて意見を交わしているシーンはなかなかどうして、味わい深い文章や気配があるではないか。スパロボでこういうのは珍しくて斬新だな。
ミサトはフレイの行動について大人の女な意見を出してるし、アムロマリューは優秀なパイロットだからとメンタル面でのケアが不十分であったと述べる。
熱い奴らがワイワイドカーンと爽快に戦うスパロボにはなかったリアル要素。
兵士が優秀なので心のケアを怠った、とか、実際の戦争や、会社、学校なんかでも重要視すべきだがあまり見られていないことだし、なんか大人のエゴだとか名セリフは前々からあるんだけど、やたら生で新しいなぁ…と感じる。
まぁ話が暗くてドロドロしてるのは…結局全部SEEDのせいだけどね(苦笑)