刀語 第六話 双刀・鎚

刀語 第六話 双刀・鎚(ソウトウ・カナヅチ) (講談社BOX)

刀語 第六話 双刀・鎚(ソウトウ・カナヅチ) (講談社BOX)

≪追い詰められた真庭忍軍の切り札と、とがめを狙う謎の第三勢力≫
大河ノベルの前半最終作である第6巻
雪山で初の負傷をする七花だが…。


素人の攻撃は読めない、玄人相手のほうがむしろ戦いやすい、というオチはありがち。
忍者軍団は6巻までに6人以上死んでるので、この先どうなるのやら。
…といっても巷ではもう完結巻が発売されているわけだが。
早く俺もそこまで追い上げねば!と思います。
次巻は遂にあの人と対面で楽しみだし。

レイン ―雨の日に生まれた戦士

レイン ―雨の日に生まれた戦士

レイン ―雨の日に生まれた戦士

≪戦士と王女は出会い、そして歴史が動く。≫
刀語の息抜きのつもりがどっぷりはまって一気読み。
買ってから放置しつつも売れてるとは聞いてたけど、本当に面白いなこれ。
レインの不敵な強さと優しさがたまらない。
そして王女のまっすぐさ、レインを取り巻く脇役の個性も光る。
大戦場で策と武勇をめぐらす剣と魔法の王道SFファンタジーは久々に見たが、やっぱりいいなぁと思うのです。

レイン〈2〉招かれざる帰還

レイン〈2〉招かれざる帰還

レイン〈2〉招かれざる帰還

≪王女暗殺を企てる黒い影がその身に忍び寄る―≫
王国再建をすすめるレインたちだが…。
1巻で城の重役がほぼ全ていなくなったので、レインは一気に王様代行状態。
軍師であり戦士でありかっこよく優しく、美しき姫に好かれこれぞ男のロマンというべき王道SF。
もうちょっと派手さがあるとなおよしだが、十分面白い。
ただし番外編は本編中に回想として入っていたほうがよいと思う。
過去編とすぐに分かるので、続きが気になるあまり飛ばして次の巻にかかりたくなってしまう…。

レイン〈3〉シャンドリス、侵攻す

レイン〈3〉シャンドリス、侵攻す

レイン〈3〉シャンドリス、侵攻す

≪不敗の神将、ジョウ・ランベルク擁する隣国シャンドリスが動き始めた≫
ジョウは1巻の敵と違い立場も力も似ていてまさにライバル激突という感じで俄然読み手も盛り上がるというもの。
が、この巻では次回へ続く感じで話に区切りがついていないのでとにかく先が気になる。
またも番外編を飛ばしたい衝動と戦った…。
番外編、あれはあれで面白いんだけどね。